今まで24チームが出場していたヨーロッパの最高峰のリーグであるユーロリーグ、今季もっとも大きな変化は出場チーム数が24から16に減った事です、これによってより競争力のあるリーグになったというのがユーロリーグの主張です、このあたりはFIBA対ユーロリーグ問題に大いに関係があるので興味のある方はそのへんも読み解いていくと楽しいでしょう。
大会フォーマット
昨季まで24チーム参戦のため、6チームずつ4つのグループに分かれて1次リーグ(ホーム&アウェイの総当り)さらに上位4チームの16チームが2つのグループに分かれてさらに総当りの2次リーグを戦い、上位4チームずつの8チームがプレーオフというフォーマットでした。
しかし今季の出場チームはたったの16チーム、なんと16チームが1リーグ(1グループ)でいきなりホーム&アウェイの総当り、つまり1チームあたり30試合のレギュラーシーズンを戦い、16チーム中上位8チームがプレーオフへ進むというフォーマットに変わりました。
つまり参加全チームが公平に総当りで対戦する、まさに名前のとおりのユーロリーグ、リーグ戦となりました。
【参考】
ターキッシュエアラインズ・ユーロリーグ2015-16出場チーム
ターキッシュエアラインズ・ユーロリーグ2014-15出場チーム
出場チーム 2016-17
上からアルファベット順です
- アナドル・エフェス(トルコ)
- バスコニア(スペイン)
- ブローズ・バスケッツ(ドイツ)
- ツルヴェナ・ズヴェスダ(セルビア)
- CSKAモスクワ(ロシア)
- ダールシュファカ(トルコ)
- エンポリオ・アルマーニ・ミラン(イタリア)
- F.C.バルセロナ・ラッサ(スペイン)
- フェネルバーチェ・ウルケル(トルコ)
- ガラタサライ(トルコ)
- マッカビ・テルアビブ(イスラエル)
- オリンピアコス(ギリシャ)
- パナシナイコス(ギリシャ)
- レアル・マドリード(スペイン)
- ウニックス・カザン(ロシア)
- ジャルギリス・カウナス(リトアニア)
簡易版・みどころ・注目点など
- リオ五輪に出場した選手の多くがユーロリーグでプレーしています
- NBAで指揮をとったデビット・ブラットさんがダールシュファカのHCに就任
- フェネルバーチェは昨季FF進出のメンバーがほぼ残って今季こそタイトルを狙う
- EuroleagueTVで全試合生中継で視聴可能(有料)
ユーロリーグの放送・視聴方法
http://www.euroleague.tv/で全試合生中継(とアーカイブ放送)を視聴可能です。
現時点は年間契約で89.99ドルです。