リオ五輪最終予選で日本のライバル、チェコのダンクモンスターは217cm

2016年7月4日に開幕するリオ五輪男子世界最終予選、日本はまずラトビア代表、チェコ代表との対戦が決まっていますが、そのチェコ代表に217cmのオンドレイ・バルビンという選手がいて、今季大ブレイク中です。

15-16シーズン、対レアル・マドリード戦でダンク7発!!

あのクリスタプス・ポルジンギスが所属していたセビーリャ所属、ポルジンギスが抜けた穴を違ったプレースタイルで埋めているのがチェコ人ビッグマンのオンドレイ・バルビン(23歳217cm)です、2016年1月の対レアル・マドリード戦で1試合7本のダンクを決めました。

オンドレイ・バルビンは2010年18歳の時にスペインのセビーリャと契約、今季で6シーズン目、実は昨年チェコ代表候補に入っていましたが、ヨーロッパ選手権直前で代表落ち、しかし今季の活躍で再びチェコ代表入りが期待されています。

1試合平均のダンク数がACB歴代5位に

2016年4月27日現在、まだACBはレギュラーシーズンを5試合残している段階ですが、オンドレイ・バルビンは1試合平均ダンク2.28本としていて、これはACB歴代5位です。

2016年6月追記、チェコ代表から招集されましたが候補19人に絞られた時に外れました(辞退なのかカットなのか不明)

  1. 2008-09 フラン・バスケス 平均2.65
  2. 2001-02 マセオ・バストン 平均2.5
  3. 1994-95 ケニー・グリーン 平均2.43
  4. 1991-92 ヘンリー・ターナー 平均2.34
  5. 2015-16 オンドレイ・バルビン 平均2.28
  6. 1989-90 ジョージ・シングルトン 平均2.27
  7. 1996-97 アーロン・スウィンソン 平均2.18
  8. 2000-01 パウ・ガソル 平均2.07
  9. 1989-90 リッキー・ウィンズロウ 平均2.07
  10. 1990-91 デービッド・ベンワー 平均2.02

※フラン・バスケスは先日、ACBでのブロックショット総数でも歴代トップになったばかり
※パウ・ガソルはNBA入りする直前のシーズン
※リッキー・ウィンズロウは現NBA選手ジャスティス・ウィンズロウの父
※デービッド・ベンワーはNBAのユタ・ジャズなどで長く活躍後、日本でプレー

NBAは…???

オンドレイ・バルビンは2014年にNBAドラフトのアーリーエントリーをしたようですが、指名はされませんでした。

2016年5月追記、どうも3月にヒューストン・ロケッツがオファーを送っていたようです(移籍は実現せず)

2016年6月追記、6月中旬に渡米、ナゲッツでワークアウト、さらにいくつかのチームでと報道あり