NBA4年目ホセ・カルデロンがFT成功率でタイトル

スペイン代表の司令塔のホセ・カルデロンがNBA4シーズン目で偉大な記録を残しました。何も私がブログに書かなくてもご存知かと思いますが、何とシーズンのフリースロー成功率が98.05%で堂々の1位だそうです。

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本日、図書館でNumber最新号を手にとったところ、124ページに「Number on Number スポーツを数字で読む」という小川勝氏の連載があって、今回は「フリースローの重要性」がタイトルでした。さっそく読み始めたら、こんな記述が、

殿堂入り選手のカルビン・マーフィーが保持していたNBA記録95.81%を、28シーズンぶりに塗り替えたのである。

凄いことことなんですね。これは。そして小川氏は続けてこう書いています。

またこの記録は、日本のバスケットボール界にとって注目すべき記録でもある。 なぜなら、フリースローは身長に関係なく、選手自身の力量だけで得点できるプレーだからだ。

そうなんです、よく日本人にNBAは無理だ、というような論調を聞きますが、身長も、身体能力も関係ないフリースローという分野を高めることは、日本人バスケットボールプレイヤーにも可能ですよね?

記事によると、カルデロンはNBA4シーズン目、しかし年々フリースロー成功率がアップしているんだそうです。代表での川村卓也、桜井良太、五十嵐圭のフリースロー成功率が書かれていましたが、これを90%代まで持っていくだけでも日本代表は確実に得点力をアップできますよね?

ちなみにLiga ACB時代からのカルデロンのフリースロー成功率です。

2000-01 ルセントゥム・アリカンテ 74本中48本成功 65%
2001-02 ハボネス・パルド・フエンラブラダ 104本中87本成功 84%
2002-03 タウ・セラミカ 67本中58本成功 87%
2003-04 タウ・セラミカ 63本中52本成功 83%
2004-05 タウ・セラミカ 111本中90本成功 81%
2005-06 トロント・ラプターズ 98本中78本成功 84.8%
2006-07 トロント・ラプターズ 143本中117本成功 81.8%
2007-08 トロント・ラプターズ 120本中109本成功 90.8%
2008-09 トロント・ラプターズ 154本中151本成功 98.05%