大きな本屋さんや図書館へ行くと必ず語学コーナーはチェックします。日本語で書かれたスペイン語の入門書・参考書・勉強本は数あれど例文でバスケットボールが題材になっているのは大変珍しい!そんな本があったので紹介です。
[amazonjs asin=”4560086303″ locale=”JP” title=”新・スペイン語落ち穂ひろい: 777の表現集”]
777の表現集になっていて、辞書に載ってないこういう言い方、スペイン語でどう言えばいいの?というのを集めた本なんです、なのでハッキリ言って初心者向けじゃないです。初心者にとって丁寧な解説は載ってなくて、ある程度スペイン語の知識がある方向けの本です
スペインが71-69と接戦を制した
スペインのことをこの本では El equipo español としています。
代表チームなら La selección española ですが、広い意味で「スペインのチーム」です。
El equipo español ganó por un apretado 71-69.
アプレタドと付ければいい
スペイン語がある程度わかる人なら、El equipo español ganó por 71-69. と書くと71-69でスペインが勝った、になることはわかると思います。そこに un apretado が付きました。
動詞:apretar
アプレタールという動詞がありますが、意味は
- 抱き締める、握り締める
- 締め付ける、詰め込む、詰め込む、強く押す
- [ボタンを]押す
- [人に]厳しくする、苦しめる
- 活発にする、強化する
などと載っています(他動詞の場合)
画像上のほうに[形][過分]もちろん形容詞、過去分詞のことですが、ここにかろうじて、
Consiguió un apretado triunfo.
これで「彼はやっと勝てた」という例文が載ってますが、「彼はやっと勝てた」から「スペインが接戦を制した」にたどりつくのはちょっと無理がありますね。
という意味でも新・スペイン語落ち穂ひろい: 777の表現集はオススメです(注)777の表現のうちバスケットボールが関連するのは数例です、あしからず