2014年現在、年々NBAドラフトのインターナショナル部門は盛り上がりとは程遠いかぎりですが、ドラフト指名されてから数年たった選手、またはドラフト外の選手がヨーロッパからNBA入りすると、一気に即戦力としての期待値が上がる模様です。今年はニコラ・ミロティッチがシカゴ・ブルズ入りした時のそのように感じました。
ミロティッチ以上の選手はいたか?
そこで、実際にスペイン1部リーグACBからNBAへ移籍した選手のリストを簡単に振り返ってみたいと思います。とりあえずここ4年ほど、ざっとです。
2011年夏
実はまだ3年前なんですね、リッキー・ルビオがFCバルセロナからミネソタへ移籍しました。なおドラフトされたのは2009年5位でした。さらに契約問題で揉めたビスマック・ビヨンボは2011年12月に違約金120万ユーロで合意、ACBのフエンラブラダからシャーロットへ移籍しました。また同じACBフエンラブラダにいたグスタボ・アジョンもシーズン中2011年12月ニューオーリンズと3年150万ドルで契約(違約金は110万ユーロ)しました。
2012年夏
カイル・シングラー ACBレアル・マドリード→NBAデトロイト
パブロ・プリジオーニ ACBカハ・ラボラル→NBAニューヨーク
ミルサ・テレトビッチ ACBカハ・ラボラル→NBAブルックリン
ナンド・デ・コロ ACBバレンシア→NBAサンアントニオ
ビクトル・クラベール ACBバレンシア→NBAポートランド
ジョエル・フリーランド ACBウニカハ→NBAポートランド
2013年夏
ビトール・ファベラーニ ACBバレンシア→NBAボストン
オグニェン・クスミッチ ACBウニカハ→NBAゴールデンステイト
ロビー・ハメル ACBブルセンス・モンブス→NBAミネソタ
2013-14シーズン途中
マイク・ムスカラ ACBリオ・ナトゥラ・モンブス→NBAアトランタ
2014年夏
ダミヤン・ルデジュ ACBサラゴサ→NBAインディアナ
ニコラ・ミロティッチ ACBレアル・マドリード→NBAシカゴ
ジョーイ・ドーシー ACBバルセロナ→NBAヒューストン
ルーカス・ノゲイラ ACBエストゥディアンテス→NBAトロント
コスタス・パパニコラオウ ACBバルセロナ→NBAヒューストン
ゾラン・ドラギッチ ACBウニカハ→NBAフェニックス
以後、契約が決まればまた追記していきます。