スペインのフアン・アントニオ・オレンガさんが、地元開催のFIBAワールドカップにむけてスペイン代表12名+合宿招待選手3名を発表しました。通常怪我などがなければ12名がそのまま代表選手として登録されます。
オレンガHCは2004年からアンダー世代のスペイン代表でHCやACを歴任し、フル代表では2008年の北京五輪からACをつとめました。そして満を持して2013年からスペイン代表のHCになりました。
NBA選手6人、元NBA3人のスター軍団
帰化枠1をめぐった選考については、セルジ・イバカがロンドン五輪以来の代表復帰。レアル・マドリードのニコラ・ミロティッチはついに代表入りはなりませんでした。またロンドン五輪後代表引退を表明していたフェリペ・レジェスも地元開催のワールドカップで代表復帰です。
リッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
ホセ・マヌエル・カルデロン(ニューヨーク・ニックス)
セルヒオ・ロドリゲス(レアル・マドリード)
フアン・カルロス・ナバーロ(FCバルセロナ)
セルヒオ・リュル(レアル・マドリード)
ルディ・フェルナンデス(レアル・マドリード)
アレックス・アブリネス(FCバルセロナ)
パウ・ガソル(シカゴ・ブルズ)
マルク・ガソル(メンフィス・グリズリーズ)
セルジ・イバカ(オクラホマシティ・サンダー)
フェリペ・レジェス(レアル・マドリード)
ビクトル・クラベール(ポートランド・トレイルブレイザーズ)
– 代表合宿招待選手 –
パウ・リバス(バレンシア)
ダニ・ディエス(レアル・マドリード)
ウィリー・エルナンゴメス(カハソル)
なお、セルヒオ・リュルとアレックス・アブリネスはすでにドラフト指名もされている選手です。
黄金世代最後の国際舞台、そして..
いわゆる黄金世代メンバーも今やナバーロ、パウ・ガソル、カルデロンとフェリペ・レジェスだけになりました。彼らは今大会が最後のスペイン代表になるかと思われます。
そこに2006年さいたま世界バスケ優勝メンバーとしては、マルク・ガソル、セルヒオ・ロドリゲス、ルディ・フェルナンデスが中堅選手として、若手リーダーとしてルビオとイバカが、次世代のスペイン代表を支えるのでしょう。さらに20歳以下のスペイン代表ではスター候補も育ってきていますが、それはまたの機会に。
スペイン代表メンバー12名の紹介動画(公式)
映像は国際インターナショナルAマッチ出場数順の紹介になっています
スペイン代表日程
オレンガHCのスペイン代表は7月25日からトレーニングキャンプを開始、招待選手を含めた16名で強化試合8試合を戦います(招待選手は順々に外れていきます)。スペイン代表はFIBAワールドカップA組でフランス、エジプト、イラン、セルビア、ブラジルと同組です。
テストマッチ・スケジュール
括弧内は開催地です、特に説明がない場合はスペインの都市名です。
8月6日 対カナダ代表(ア・コルーニャ)
8月10日 対アンゴラ代表(セビーリャ)
8月12日 対トルコ代表(グラナダ)
8月14日 対トルコ代表(イスタンブール / トルコへ遠征)
8月17日 対セネガル代表(カナリア諸島)
8月20日 対クロアチア代表(バダローナ)
8月21日 対メキシコorクロアチア代表(バダローナ)
8月25日 対アルゼンチン代表(マドリード)
8月30日 FIBAワールドカップ開幕
バスケのワールドカップの観戦ツアー
バスケワールドカップ。日本から開催地であるマドリードへの観戦ツアーもあります。