スペイン2部は動画中継もあり 第5節

平日に開催されたLEB Oro(2部リーグ)の第5節、ついに全勝のチームが消えて、4勝1敗のチームが4チームとなりました。フォード・ブルゴス、ラグーナ・カナリアス、C.B.ジローナ、メリリャ・バロンセストです。

第3節(2009年10月27日、28日)結果

白熱の決戦を動画中継で見ました、2008-09シーズンを共にLiga ACB(1部)で戦い、今季はLEB Oro(2部)に降格してきた両チームのCAIサラゴサとビベ・メノルカの戦いをFEBTVの動画中継で見てみました。画質は粗いですが試合を見るのに支障はありませんでした。(現在何対何かなどの字幕など一切なしなので、スペイン語を聞いてで把握しましょう)

febtv
スペインバスケットボール協会動画ページ

というか、これYoutubeのスペインバスケットボール協会(FEB)ページに丸々全部アップされるんです。ですから私が動画観戦したCAIサラゴサ対ビベ・メノルカ戦も近日アップされるはずです。

CAIサラゴサがOTの末、ビベ・メノルカに88-85で勝利

 → サラゴサで4シーズン目を向かえたダレン・フィリップ(背番号7)が28得点9リバウンド
 → 2002年キリンカップで来日経験もあるペドロ・リベロ(背番号14)がゲームをコントロールし15得点
 → 終了間際に同点3Pシュートを決めたのはマティアス・レスカーノ(背番号4)で8得点6リバウンド4アシスト
 → メノルカは2009年アフリカ選手権ナイジェリア代表のマイケル・ウメー(背番号5)が10得点
 → 新加入のアメリカ人Rahshon Turner(背番号13)が19得点10リバウンド
 → ヴァージン諸島代表のカスバート・ビクトル(中継ではカルベルと聞こえた)も19得点
 → マンレサから移籍してきたディエゴ・サンチェス(背番号12)が16得点

→ これでサラゴサ、メノルカ共に3勝2敗となった

→ 11/1追記 アップされました

バルサのカンテラ選手が多いコルネーリャに勝利したブルゴス

ブルゴスは4勝1敗で首位タイのままをキープ(コルネーリャに81-76で勝利)

 → ブルゴスはクリス・エルナンデスが16得点、ザック・モーリーが26得点の活躍

ザック・モーリーは201cmの白人フォワードでウィスコンシン大を卒業後すぐにスペインへやってきた。経歴は、
05-06 LEB2(3部) Gandia Basquet 30試合で平均14.1得点6.1リバウンド
06-07 LEB(2部) Gandia Basquet 34試合で14.2得点7リバウンド
07-08 LEB Oro(2部)Leche Rio Breogan 31試合で8.5得点4リバウンド
08-09 LEB Oro(2部)Gandia Basquet 21試合で15.2得点5.7リバウンド
09-10 今季からブルゴスでプレー

というプロとしてのキャリアは全てスペイン、今後の活躍しだいではLiga ACBのチームからスカウトもあるか?!

メリリャ・バロンセストはオウレンセに88-77で勝利し4勝1敗をキープ

 → 215cmでチェコ代表のオンドレイ・スタロスタが14得点15リバウンドのダブルダブル

開幕4連勝のラグーナ・カナリアがジローナに63-52で敗れる、ジローナも4勝1敗

 → ジローナは43歳の大ベテラン選手ダリル・ミドルトンが12得点8リバウンドの活躍で勝利

その他に目立った個人とMVP

1度もLiga ACBでプレー経験のないMarc Blanch(1982年生/195cm/マジョルカ所属)がラ・パルマ戦で36得点を記録、その試合で勝ったラ・パルマはブラジル人ルイス・グルーバーが19得点7リバウンド、クリニカス・リンコンはウニカハ・マラガのトップチームでも出場した2人が数字を残している。
 → NBAドラフト2003年54位のシナノビッチが12得点11リバウンドでダブルダブル
 → 18歳のブラジル人アウグスト・セサール・リマも12得点10リバウンドでダブルダブル
 → さらに2009年U19スペイン代表で190cmのガード、エルネスト・ディアスが18得点

週間MVPはダレン・フィリップ(CAIサラゴサ)28得点9リバウンド1アシスト1スティール2ブロックショット、被ファール数9