2003年に来日したポルトガル代表エヴォラ
スペインのプロバスケットボールリーグはLiga ACBといいまして、全18チームがホーム&アウェイ総当たりで対戦するシステムになっています。その下にLEB1というリーグがあり18チーム、その下にLEB2があり16チームあります。※2005年9月当時
その中で今季Liga ACBからLEB1に降格したばかりのウネルコ・テネリフェがポルトガル代表のエルヴィス・エヴォラと契約しました。ポルトガルリーグの強豪ポルトからスペイン2部のテネリフェへの移籍です。
キリンカップ・バスケットボール2003
さてこのエヴォラですが、わたくしキリンカップ2003の代々木第二で直接見ています。あの渡邉拓馬がブザービーターを決めて延長でもシュート決めて(27得点!!)勝った日本対ポルトガル第3戦(スタッツ)です。
エヴォラは204cm登録のセンターで1番大きい選手でした
エヴォラはポルトガルのセンターでしきりに青野とやりあってたのを覚えてます。審判の判定が日本寄りなこともあって彼はファールアウトしてしまうのですが、ポルトガル国内トップクラスのセンターであろう彼が青野と同レベルであろうことは想像できました。
実際は外国人枠の壁があり、青野、伊藤あたりが即スペイン2部で通用するとは言いがたいのですが、少なくともヨーロッパの中級レベルあたりまでならわりと遠い世界ではないのかな?と思いました。
同様に来日していたジョアン・サントスは昨年すでにスペイン1部リーグのバリャドリードと契約して1シーズンを過ごしています。彼の経歴を見るとアメリカの大学で3年プレーした後、ギリシャリーグで1年、ポルトガルリーグで2年プレーの後、スペイン1部バリャドリードと契約しており、日本人には無理かなあ、すごいなあと少し思ってしまうのですが、日本での3試合で鮮烈な印象に残る活躍をしたわけでもなく、またスペインでもベンチ暮らしだった事を思うと、日本人だって…と思わずにはいられません。