ヨーロッパ選手権2015の予選グループA(モンペリエ会場)の出場国と主な選手

グループAの会場はフランスのモンペリエ

パーク&スイーツ・アリーナ(10,700人収容)

ユーロバスケット2015は4カ国共催です
グループAはフランスのモンペリエ
グループBはドイツのベルリン
グループCはクロアチアのザグレブ
グループDはラトビアのリーガ
が会場です、各組4位までが決勝トーナメントに進み、そこから会場はフランスのリールになります。

A組の6カ国

フランス

フランス代表:2009年から代表を率いているヴァンサン・コレHCがつくるチームは黄金時代を迎えていると言えるでしょう、地元開催でのヨーロッパ選手権での大会連覇、リオ五輪出場を狙います。NBA選手ではトニー・パーカー、エヴァン・フォーニエ、ニコラ・バトゥーム、ボリス・ディーオ、ジェフリー・ローベニュ、アレクシス・アジャンサ、ルディー・ゴベールと7人も!さらに元NBAやユーロリーグで活躍したナンド・デ・コロアントワン・ディオがガード陣、ミカエル・ジェラバルフローラン・ピートラスなどもメンバー入りしています。

NBA選手ではJ.ノア、K.セファフィンは代表から外れています。

大会直前の8月下旬に怪我でアレクシス・アジャンサが外れ、U20代表で活躍した208cmのMouhammadou Jaitehが招集されました。また大会開幕2日前に怪我でアントワン・ディオが外れ、落選したはずのトーマス・エウテルが急遽再招集も本人の返事はNO、ということで23歳で198cmのPGレオ・ウェスターマンが招集されました(2012年のU20ヨーロッパ選手権MVP)

ロシア

ロシア代表:大黒柱であったアンドレイ・キリレンコは現役引退、今回の代表チームは完全にロシア国内組の選手となりました。元NBAのセルゲイ・モニア、得点力のあるビタリー・フリードソン、ガードのアントン・ポンクラショフなどは常連メンバーです。

NBAクリーブランドと契約したサーシャ・カーン、NBAから戻ったシュベド、ベテランのV.フリャパは外れています。

ポーランド

ポーランド代表:NBA選手のマーチン・ゴータットがいます。また帰化選手としてウェスタンケンタッキー大出身(2006-10)で、昨季はギリシャのパナシナイコスでプレーしたA.J.スローター(191cmのPG)がいます。またスペイン1部リーグのACBでプレー経験のあるアダム・ワチンスキがいます。

ボスニア・ヘルツェゴビナ

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表:帰化選手はバイエルン・ミュンヘンでプレーするアレックス・レンフロー、HCはスペインで長く経験のあるがドゥスコ・イバノビッチさんです。

ミルサ・テレトビッチ、ニハド・デェドビッチ、ユスフ・ヌルキッチは代表辞退。

フィンランド

フィンランド代表:元NBA選手のエリック・マーフィー、昨季はDリーグでプレーしたヨナス・カーヴェンなどがいる他、スペインリーグでプレーするサス・サリンやスペインのムルシアの契約は切れましたがジェラルド・リーもメンバー入り。そしてエースはロシアリーグでプレーするペッテリ・コポネン!!

イスラエル

イスラエル代表:NBA選手のオムリ・カスピ、元NBAのガル・メケルなどがいる他、スペインリーグ経験者ではリオル・エリヤフラビブ・リモナードの名前がありました。また帰化選手として元レアル・マドリードのディオール・フィッシャー(211cm)もイスラエル代表入りです

リオ五輪への道

まずこの6カ国のグループで上位4チームに入り決勝トーナメントに進無必要があります。16カ国によるトーナメント戦になって金メダル、銀メダルがリオ五輪の出場権を自動で得られます。そして3位から7位までに世界最終予選への切符が渡ります。つまりセミファイナルまで行けば世界最終予選への切符は最低限得られるということです。クォーターファイナルで敗退しても、5-8位決定戦で8位にさえならなければ世界最終予選へ進めます。詳細は男子リオ五輪欧州枠は2(1位2位が五輪、3位から7位が世界最終予選へ)にまとめました。