新世代の若いスターは彼だ!~グループリーグを終えて

世界選手権あらためFIBAワールドカップ・スペイン大会はグループリーグの全60試合が終了し、各組上位4チームが決勝トーナメントに進出しましたが、今回は各国の若手スターをピックアップして紹介したいと思います。

スヴャトスラフ・ミハイリュク(ウクライナ代表)

1997年6月10日生まれなので17歳ながらすでにNCAAのカンザス大入りも決まっているという203cmのSF選手、対フィンランド戦でスティールからダンクを魅せました。ウクライナは残念ながらB組で2勝3敗5位で大会敗退が決まっていますが、ミハイリュクくんは2試合で平均9.5分間のプレー、未来のスターは飛躍の時を待っています。

イ・ジョンヒョン(韓国代表)

1994年2月5日生まれなので20歳、韓国の高麗大でプレーしている選手で、206cmのインサイドプレイヤーです。紹介動画はベスト・スティールで選出されているのですが、このイ・ジョンヒョンは何とグループリーグの5試合で平均22分間6.8得点3.4リバウンド0.6アシスト0.4スティールそして2.6ブロックショットでした。この2.6ブロックショットは何と個人ランキング1位(5試合の総数13も全288選手中1位でした)。

追記:小永吉陽子さんの記事によるとウィングスパンは220cmあるとか
黄金期を迎えた韓国大学界のライバルたち / Cager

余談ですが韓国代表はチーム別ブロックショットでも33で24ヵ国中1位(2位はセネガルで28、3位がアメリカで26)下記は23歳キム・ジョンギュ(207cm)のブロックショットのシーンです。

ラウルジーニョ・ネット(ブラジル代表)

もう22歳で前回トルコでの世界選手権にも出ているので次世代のスターで紹介していいか迷いましたが、そんなに知名度も高くないかなと思い紹介。すでに2013年NBAドラフト47位でユタ・ジャズに指名され、サマーリーグでも活躍、今年の夏NBA入りの噂もあったほど(結局スペインACBのムルシアと3年契約しました)、リオ五輪では正PGとして君臨している可能性も。

ヤニック・モレイラ(アンゴラ代表)

1991年7月31日生まれの23歳、211cmでNCAAのサザンメソジスト大所属とか、アンゴラはアフリカの強豪ながら今までもほぼ全員が国内組だったかと思うんですが、こういった海外組の若手が出てきているんですね。

マリオ・ヘゾニア(クロアチア代表)

1995年生まれの19歳、202㎝のSG/SFでFCバルセロナ所属

あと動画があればサリッチ(クロアチア)、アブリネス(スペイン)、ジョフリー・ロベーニュ(フランス)は紹介したいと思っています

アレックス・アブリネス(スペイン代表)

FCバルセロナ所属ですでにNBAでもドラフトされています。動画は決勝トーナメント1回戦の対セネガル戦より

※迷いましたがギリシャのアデトクンボ、オーストラリアのダンテ・イグザムは紹介不要かなと、もうスターですし
※随時追加していきます