FCバルセロナに見る育成システムについて / 月刊バスケットボール

本日、月バスを読みました。なんと元日本代表男子強化部長(2009年)の倉石平氏がFCバルセロナを訪問し、その育成システムをレポートということで4ページ特集です。倉石氏は1ヶ月にわたってスペインのバルセロナに滞在したそうです。曰く、「話には聞いてはいたものの、これほどまでに進んでいたのかと衝撃を得た。」とのこと。

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さらに、倉石氏曰く、
「日本では同じようなクラブ運営は非常に厳しい状況ではあるのも事実であろう。」
「学校制度のこと、文化のこと、とくにスポーツ文化のことや環境など多くの角度が相当異なっている。」(中略)
「今後少しでもマネのできる部分を見つけていきたいと考えている。」
とも書かれています。

その渾身のレポートの見出しとしては…

  1. クラブチーム
  2. 育成に関して
  3. 学校とのかかわり
  4. プロチームとのかかわり

となっていました。

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内容的には基本中の基本的な事ばかりでしたが、月バスでもついにヨーロッパの育成レポートの記事が掲載されたという印象ではあります。(こういう所に載らないと目にしない方も大勢いると思いますので..そういう意味ではよかったなとは思います。)

個人的には3年ほど前に「バスケットボールの家庭教師」で有名な鈴木良和氏と尺野将太氏が、スペインはバルセロナのバダローナにあるクラブ、ジュベントゥットに1週間ほど滞在した時のレポートが素晴らしかったので、そちらも合わせて読むことを強くオススメいたします。

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追記:リニューアル後のURLはこちら http://cet2007.jimdo.com/

当時のDKVジュベントゥットにはルディー・フェルナンデスや16歳のリッキー・ルビオらが在籍していました。